2020/12/13 15:11
一口に麻と言ってもいろんな種類があります。
亜麻(リネン)、苧麻(ラミー)黄麻(ジュード)、洋麻(ケナフ)、マニラ麻、サイザル麻などなど。
その中に大麻(ヘンプ)があります。
日本の家庭用品品質表示法においては、衣料用として亜麻(リネン)と苧麻(ラミー)のみを「麻」と称しています。大麻を含めその他の麻については「指定外繊維」という表示になるそうです。
麻と言えば夏服素材の代名詞のように私も思っていましたが、Hempfabric-organicさんのホームページによると、
ヘンプ繊維は空気を多く含み、余分な湿気を蒸散するため調温性などに優れ一年中着ることができる素材だそうです。
繊維にはたくさんの孔があるので、吸水性に優れ尚且つ速乾性もあり、夏は涼しく、多孔構造のため繊維にたくさんの空気の層ができるため冬は暖かいのだそうです。
そしてまだまだあります!
あらゆる麻の中でも特にヘンプの繊維には
・「紫外線防止率 95%」
・「強力性」綿と比較した場合8倍の強度、4倍の耐久性
・「伸度」リネンとラミーを上回る
・「抗菌性」「制菌性」繊維評価技術協議会のSEKマーク抗菌性基準値2.2よりも高い3.9以上の数値。
消臭にも優れています。
もう、言うことないですね。素晴らしい!!
上記の情報はすべてHempfabric-organicさんのホームページからです。
こちらのホームページでは、もっとヘンプについて詳しく書かれているのと、直接中国の工場に行かれて視察したヘンプの生地を作る行程が動画で見ることができます。
もちろんオーガニック栽培した大麻の繊維です。
大麻の繊維はとても固く丈夫なので、繊維を柔らかく生地に織り上げるにはたくさんの行程が必要です。
中国では90年代からいち早くヘンプの有用性に気づき、国家をあげて技術向上に取り組み、柔らかく肌触りのよいヘンプ生地の生産を追求しているそうです。
この中国からやって来るヘンプ生地の商品を、どうぞご期待ください!!
情報もとはこちら↓